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オフショアとオンショア・ニアショアの違いとは?メリット・デメリットを解説

2023/03/22

近年、注目されているオフショア開発ですが、似たような言葉で、オンショア開発ニアショア開発も存在します。

今回は、オフショアオンショア・ニアショアの違いとそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく説明します。

 

Offshore_Onshore_Nearshore

 

▶︎ 関連記事:【オフショア開発とは】意味やメリット、成功させるためのポイントを徹底解説!

 

 目次 

● オフショアとオンショア・ニアショアの違い

  1. IT業界における「オフショア」「オンショア」「ニアショア」

  2. オフショアとは

  3. オンショア・ニアショアとは

●「オフショア開発」「オンショア開発」「ニアショア開発」のメリット・デメリット

● まとめ

 

 オフショアとオンショア・ニアショアの違い 

1. IT業界における「オフショア」「オンショア」「ニアショア」

混同しやすい3つの言葉ですが、IT業界ではソフトウェアやシステムなどの開発を「どこで行うのか」によって分類されています。

 

・オフショア:開発業務を海外に委託すること

・オンショア:開発業務をすべて自社内で行うこと(内製)

・ニアショア:開発業務の一部またはすべてを国内の地方都市で行うこと

 

2. オフショアとは

オフショア(offshoreとは、「自分の国から離れた地域」を表し、ビジネスでは「海外」という意味で使われている言葉です。

 

IT業界では、ソフトウェアやシステムの開発業務を海外の子会社や開発会社に委託することをオフショア開発」といいます。

オフショア開発先として、品質や人件費の安さなどの点でベトナムやインド、フィリピン、中国が日本の主要なオフショア先となっています。

 

オフショア開発は、コスト削減や人材のリソースを迅速で柔軟的に調整ができるなどのメリットから、近年注目されているシステムの委託開発の方法です。

オフショア開発のメリットとデメリットについて詳しくは、後述の「オフショアとオンショアのメリット・デメリット」でご紹介します。

 

3. オンショア・ニアショアとは

オフショアに対して、オンショア(onshore)・ニアショア(nearshoreといった言葉もあります。

 

オンショアは、オフショアの対義語として使われる言葉で、開発業務すべてを自社内で行うことをオンショア開発」といいます。10年ほど前まではオンショアが主流でした。

 

ニアショアとは、国内の地方都市を意味しています。開発業務の一部またはすべてを国内の地方都市に委託することをニアショア開発」といいます。

 

オンショアとニアショアは、国内で開発を行う部分は共通していますが、開発業務を「外部に委託するかしないか」という点がポイントとなります。

 

オフショア開発」「オンショア開発」「ニアショア開発」のメリット・デメリット 

前述のとおり、近年オフショア開発」が注目されています。しかし、オンショア開発・ニアショア開発にもメリットはあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、自社にとって最適な開発方法を選びましょう。

以下は、オフショア開発とオンショア開発・ニアショア開発のメリットとデメリットを比較した表となります。

offshore_development_comparison

 

このようにどの開発方法をとったとしても、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

オンショア開発・ニアショア開発は、オフショア開発で最大の壁となるコミュニケーションに関しては、問題がありません。

さらに時差もないため、連絡を取りやすいメリットもあります。

 

しかし、国内でのシステム開発は、コスト面と人材リソースの面で課題が出てきます。

 

それを解決できる方法が、オフショア開発です。

オフショア開発のデメリットをカバーできれば、さらに依頼しやすくなるでしょう。

 

デメリットをどのようにカバーするのか、オフショア開発を成功させるポイントはこちらの記事で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。

【関連記事】オフショア開発を成功させるためのポイントについて分かりやすく説明

 

まとめ 

・開発方法は目的によって選ぶ

ここまで、オフショア開発とオンショア開発・ニアショア開発の違いとメリット・デメリットについてご紹介してきました。

 

どの開発も上手く活用するには、開発の目的を明確にすることが大切になります。

その目的がIT人材の確保とコストの削減」であれば、オフショア開発をおすすめします。

 

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