VNEXTの会社紹介資料
2023/02/08
日本国内の開発会社に委託するよりもコストを削減できたり、人材のリソースを柔軟に迅速に調整できたりと、メリットの多いオフショア開発。
実際に利用してみようと、開発会社を選定中の企業様もいらっしゃるでしょう。
しかし、複数ヵ国に散らばる数多くのオフショア開発会社の中から、自社に合った1社を選ぶのは、なかなか骨の折れる仕事です。
ただ、多くの会社にとって委託メリットの多い、質の良いオフショア開発会社があるのも事実。その中から選べば、失敗しにくいです。
XXXX
そこで今回は、オフショア開発会社からおすすめ、選び方まで詳しく説明します。
【関連記事】
オフショア開発を成功させるためのポイントについて分かりやすく説明
目次
オフショア開発会社とは?
・オフショア開発を行う開発拠点とリソースを持ち、オフショア開発を受託する会社
まず、オフショア開発とは日本企業がソフトウェアやシステムなどの開発業務を海外に委託することです。
オフショア開発に関しては、こちらの記事に記載していますので、本記事と併せてご覧ください。
【関連記事】
オフショア開発とは?オフショア開発の品質と最新のオフショア技術はどうなの?
このオフショア開発受託・開発業務を行う会社がオフショア開発会社です。
オフショア開発会社の形態として代表的なのは、海外拠点を持つ日本企業や日本に拠点を持つ外資系企業です。
オフショア開発会社によって、それぞれの特徴や強みがあります。
オフショア開発会社の選び方を3つのポイントで解説
1.オフショア開発国を決める
・どの国に依頼するのか
オフショア開発は海外拠点を活用する開発手法なので、依頼する国について事前に調べてから決めることが重要です。
主に、下記のポイントを押さえておきましょう。
・オフショア開発の実績が多いか
・オフショア開発国として選ばれやすいか
・国全体の技術力とIT人材の質が高いか
・時差を踏まえ、コミュニケーションを取りやすいか
・人月単価が自社に見合うか
・国全体の親日具合はどうか
・稼働日数はどのくらいか(祝日日数は業務に影響しないか)
・コミュニケーションをとる言語、その国の文化や国民性はどうか
など
これだけは譲れないというポイントを決めておきましょう。
たとえば、”技術力は担保したい””コミュニケーションは密に取りたい”など、相手に求めるポイントが、国を選ぶ軸になってきます。
◆オフショア開発の代表国
①ベトナム
数あるオフショア開発国の中でも人気No.1の国
・国策としてIT人材の輩出を掲げているため、優秀な人材が豊富
・人月単価が安い
・日本との時差が2時間のため、コミュニケーションがとりやすい
・親日性の高く、日本語を話せる人材が多い
・日本より祝日が少なく、営業日数が長い
(祝日日数/日本:計16日、ベトナム:計10日)
②フィリピン
日本側と並行し開発を進めたい場合にオフショア開発先の有力な国
・ITエンジニアの多くが、大学を卒業や専門性の高い大学で学んでいるため技術力が高い
・人月単価が安い
・日本との時差が1時間のため、ほぼ日本の活動時間と同じ
・英語や日本語に精通した人材が多い
・日本より祝日がやや多く、営業日数は日本より短い
(祝日日数/日本:計16日、フィリピン:計19日)
③インド
高い技術力を有するIT人材が豊富な国
・全人口の半数以上が25歳以下と、若い力が活躍している
・オフショア開発に力を入れてきた歴史があり、世界的に成長が著しい
・人月単価は高めだが、案件のボリュームによって総額コストが安くなる場合がある
・基本的なコミュニケーション言語は英語
・日本より祝日と同程度
(祝日日数/日本:計16日、インド:計17日)
2.得意分野と開発実績を確認する
・自社のプロジェクトに強い分野か
開発先によって、得意な分野と不得意な分野があります。
システム開発が得意なのか、アプリ開発が得意なのか、バックオフィス系が得意なのかなど、得意分野は様々です。
自社が依頼するプロダクトが強い分野で、それに有する技術力があるのかを事前に確認することは非常に重要になってきます。
選んだ開発先に依頼をしたら、不得意な分野で想定していたレベルより低いものが納品されてしまった、などの問題が発生する場合があるので、必ず調べましょう。
・開発実績があるか
開発実績の有無と実績数があるか、ここも非常に重要なポイントとなります。
開発実績があっても、自社と似たような開発実績がある会社を選ぶことをおすすめします。
既に実績がある場合は、技術も確立されており、開発もほぼ問題なく行える可能性が高いからです。
また、実績数にも注目しましょう。
開発実績が数件の会社と数百件の会社だと全然信頼度が違います。実績が多いということは、
その数だけ日本企業とのやりとりを行い、成功してきた経験があります。
開発規模や期間、アサイン人数なども実績例に基づいて提示ができるので、ここも忘れずに確認しておくと安心です。
3.推進体制とサポート体制を確認する
・国内と開発先の体制を明確にする
国内スタッフのアサイン体制、オフショア開発先の現地エンジニアのスキルセット、そしてブリッジSEのアサイン可否を確認しましょう。
特に、ブリッジSEの有無と日本語能力は要確認ポイントです。
自社と開発メンバーの橋渡しを行なってくれるエンジニアがブリッジSEです。
ブリッジSEがいることで、日本語でのやりとりが可能になります。
発注前に顔合わせなどを行い、コミュニケーションに問題がないか、こちらの質問にしっかり回答してくれているかを確認しましょう。
・サポート体制が充実しているか
オフショア開発は、海外に開発を任せるため、日本国内での開発と比べ、難しさを感じやすいです。
そのため、開発をスムーズに行うための仕組みやトラブルが起こった時のサポート体制がきちんと組まれているかを事前に確認しておくと、後に問題が発生しても柔軟に対応できます。
サポート体制や信頼性は、会社ホームページだけでは判断できない部分もあります。
調べて気になった会社があれば、直接話を聞きに行くことをおすすめします。
おすすめのオフショア開発会社5選
1.株式会社AutoMagic
・日本とインドを結ぶ、ALL INの新しいオフショア・ビジネス
AutoMagicは、日本初かつ日本で唯一、日本とインドを結び、開発から事業展開まで一気通貫でできるオフショア開発会社です。
インドのZoai Technologies, LLPとシステム開発の協力体制で柔軟な対応ができ、また、日本人PMを日本・インドともに配置していることで語学にも強いところが特徴です。
開発拠点 |
東京・インド |
設立年 |
2003年 |
従業員数 |
所属エンジニア100名以上、登録エンジニア300名以上 |
得意分野 |
Web・モバイルアプリ開発、IoTシステム開発 |
掲載実績・事例 |
システム開発:2件、アプリ開発:1件 |
2.株式会社iworks
・「Japan Gate Aide Corporation」との連携で得た優秀なエンジニアを多数確保
iworksは、オフショア開発・システム開発・ウェブサイト制作を主な事業とする会社です。
「Japan Gate Aide Corporation」との連携から、多数のプロジェクト経験で成果を出してきたプロジェクトリーダー・システムエンジニア・プログラマを多数確保していることが強みのひとつ。フィリピンにおいて法人設立やオフショア開発、市場開拓で得たネットワークとノウハウを活かした提案ができる点も特徴です。
開発拠点 |
東京・フィリピン |
設立年 |
2008年 |
従業員数 |
掲載なし |
得意分野 |
オフショア開発、システム開発、Webサイト制作 |
掲載実績・事例 |
オフショア開発:1件、システム開発:8件、Webサイト制作:4件 |
3.株式会社ブライセン
- 東京に本社を置き、海外6拠点を持つ、1986年設立した歴史の長いシステム開発会社
ブライセンは、国内に東京本社・札幌・鳥取の3拠点、海外は韓国・ベトナム・カンボジア・ミャンマーの4拠点でシステム開発事業を展開している老舗会社です。
CSR活動として現地で取組み、人材基盤を構築した上で現地法人を設立しスタート。日本と現地にエンジニアを常駐することで、日本品質でのオフショア開発が可能にしてきた歴史と技術が強みです。
スポーツウェアラブル機器や自動解錠施錠などの開発実績を保有するなど、組込系や制御系のシステム開発を得意しています。
開発拠点 |
日本・韓国・ベトナム・カンボジア・ミャンマー |
設立年 |
1986年 |
従業員数 |
約780名(グループ全体) |
得意分野 |
Web・業務系システム開発、モバイルアプリ開発 |
掲載実績・事例 |
6件 |
4.NashTech Japan株式会社
https://www.nashtechglobal.jp/
- 欧米、東南アジアなど世界に10拠点を持つグローバルオフショア開発会社
イギリスに本社を置き、テクノロジー開発・コンサルタント・アウトソーシングを専門としている、グローバルオフショア会社のNashTech。
ベトナムに2,000人規模のIT技術者を抱えるオフショア開発センターを構えており、日本語対応可能エンジニアが50名在籍しています。
対応可能言語数も13言語とオフショア開発の壁となる言語の障壁も低く、コミュニケーションがとりやすい環境が強みのひとつです。
アウトソーシングサービスとして受賞歴も豊富で、日本を含めた世界各国の商習慣にマッチした開発環境を提供しています。
開発拠点 |
イギリス・日本・ベトナム・アメリカ・シンガポール・オーストラリア |
設立年 |
2007年 |
従業員数 |
2,000名 |
得意分野 |
ソフトウェア開発、BPS、最先端テクノロジー開発 |
掲載実績・事例 |
9件 |
5.VNEXT JAPAN株式会社
・オフショア開発ならVNEXT、IT総合サービス会社として多角的な事業を展開
最後は弊社、VNEXT JAPANです。オフショア開発を検討中であれば、自身を持ってVNEXTをおすすめします!
VNEXTは15年間で日本を中心としたアジア諸国に向けて、ソフトウェア受託開発を主力事業として提供してきました。これまで、日本企業のスタートアップから大手企業まで320社以上、603件以上の開発実績を積み上げ、2018年から5年連続ベトナムICT企業トップ10にも選出されています。
アーキテクチャ設計から構築までの経験を持つエンジニアや、クラウドなど最先端技術に関する資格を有したスタッフが多いため、提案・要件定義・設計・構築を一貫して行うことができます。
また、日本オフィスのベトナム人スタッフは全員が日本語で業務をしており、ブリッジSEは日本留学や日本企業で勤務経験のあるスタッフなので日本語能力が高いことも強みです。
開発拠点 |
日本・ベトナム(ハノイ、ダナン) |
設立年 |
2008年 |
従業員数 |
460名(グループ全体) |
得意分野 |
ソフトウェア開発、Webシステム開発、アプリ開発 |
掲載実績・事例 |
掲載実績:603件以上(2022年1月時点) 事例:システム開発:6件、アプリ開発:6件 |
まとめ
・オフショア開発会社は、自社とのパートナー
ここまで、オフショア開発会社について、選び方のポイント、おすすめのオフショア開発会社について説明してきました。
オフショア開発とは、自社のプロダクト開発を海外へ委託することです。
発注したらすべて委託先に任せるのではなく、プロジェクト推進中も密にコミュニケーションをとりながら一緒に作っていく、いわばパートナーのような存在となります。
得意分野や開発実績、サポート体制などをしっかりと確認した後に、発注するように心がけましょう!
今回ご紹介したポイントが、皆様のオフショア開発の成功に繋がる参考になれば幸いです。
VNEXTでは、日々スタッフが情熱・たゆまぬ努力を注ぎクライアントの理想に応える開発を進めております。
小規模案件から大型案件まで幅広い開発領域で、クライアントのニーズに応えていきます。
まずはお気軽にお問い合わせください!